アメックス・グリーンとゴールド・プリファードはどっち?損益分岐で選ぶ
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結論から言えば、旅行やダイニングの特典を毎年使い切れる方はゴールド・プリファード、まずは軽く始めたい方はグリーンが向きます。両者は年会費の仕組みも特典の厚みも大きく異なるため、選ぶ基準は「年会費の差を、特典で回収できるだけの利用があるか」という損益分岐に尽きます。本記事では、その分岐点を年会費・特典・マイルの3つの軸で整理し、経営者と個人事業主の視点から選び方を解説します。
アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・プリファード・カード
- 年会費
- 39,600円(税込)
- ポイント還元
- 対象加盟店で100円=3ポイント(メンバーシップ・リワード)(通常の付与率は公式サイトをご確認ください)
- マイル移行
- 1,000ポイント=1,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録が必要。ANAコースは年間参加費5,500円税込)
- 家族カード
- 2枚まで無料、3枚目以降は1枚19,800円(税込)
- 空港ラウンジ
- プライオリティ・パスの優待を付帯(同伴者・利用回数の条件は公式サイトをご確認ください)
- 旅行・ダイニング・宿泊の特典を毎年使い切れる方
- 事業経費や生活費を1枚に集約し、決済をマイルに変えたい方
- 年会費の差を利用と特典で回収できる見込みが立つ方
- 特典1: 入会後3ヶ月以内に合計50万円以上の利用で30,000ボーナスポイント
- 特典2:【ご紹介プログラム限定】入会後6ヶ月以内に合計100万円以上の利用で85,000ボーナスポイント
- 通常利用ポイント: 100円=1ポイント(合計100万円利用で10,000ポイント)
合計125,000ポイントは、上記期間内にすべてのポイント加算条件を達成した場合の獲得数です。メンバーシップ・リワード・プラス(ゴールド・プリファード会員は無料・自動登録)登録済みの場合、1ポイント=1円として年会費に充当可能。
入会特典は予告なく変更・終了する場合があります。最新の条件・注意事項は必ず公式サイトでご確認ください。
情報確認日: 2026-07-06
グリーンとゴールド・プリファードの立ち位置
アメックスが自社発行するプロパーカードは、グリーン・ゴールド・プリファード・プラチナの3段階が基本です。グリーンはその入り口にあたり、維持コストを抑えて手厚い補償を受けられる一枚です。年会費は月会費1,100円(税込)/年額換算13,200円(税込) という月会費制で、初めてアメックスを持ちたい方や、まず使い勝手を試したい方に向いています。
ゴールド・プリファードは、グリーンとプラチナの中間に位置する上位ゴールドランクです。年会費は39,600円(税込) と決して低額ではありませんが、継続特典やダイニング特典など「使えば年会費を回収できる」設計の特典が集中しています。旅行や外食が多い方ほど、支払った年会費に見合うリターンを引き出しやすくなります。
つまり両者の違いは、単なる年会費の高低ではありません。グリーンは「試しやすさと維持コストの軽さ」、ゴールド・プリファードは「特典を使い込むほど価値が高まる」という、設計思想の違いとして捉えると比較しやすくなります。
スペック比較表
まずは主要スペックを一覧で確認します。年会費の絶対額だけでなく、「その差額を特典で回収できるか」という視点で読むと、自分に合う一枚が見えてきます。
| 項目 | グリーン | ゴールド・プリファード | プラチナ |
|---|---|---|---|
| 年会費 | 月会費1,100円(税込)/年額換算13,200円(税込) | 39,600円(税込) | 165,000円(税込) |
| ポイント還元 | メンバーシップ・リワード対象(付与率は公式サイトをご確認ください) | 対象加盟店で100円=3ポイント(メンバーシップ・リワード)(通常の付与率は公式サイトをご確認ください) | メンバーシップ・リワード対象(付与率は公式サイトをご確認ください) |
| ANAマイル移行 | 1,000ポイント=1,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録が必要) | 1,000ポイント=1,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録が必要。ANAコースは年間参加費5,500円税込) | 1,000ポイント=1,000マイル(ANAマイル移行の年間参加費が無料) |
| 家族カード | 月会費550円(税込)/年額換算6,600円(税込) | 2枚まで無料、3枚目以降は1枚19,800円(税込) | 4枚まで無料 |
| 空港ラウンジ | プライオリティ・パス/空港ラウンジ優待を付帯(同伴者・利用回数の条件は公式サイトをご確認ください) | プライオリティ・パスの優待を付帯(同伴者・利用回数の条件は公式サイトをご確認ください) | センチュリオン・ラウンジ、プライオリティ・パス等(利用条件は公式サイトをご確認ください) |
| 旅行傷害保険 | 旅行傷害保険を付帯(補償額は公式サイトをご確認ください) | 旅行傷害保険を付帯(補償額は公式サイトをご確認ください) | 旅行傷害保険を付帯(2026年10月1日に補償内容を改定。補償額は公式サイトをご確認ください) |
表の右端にプラチナも並べていますが、これは上位ランクの位置づけを把握するための参考です。グリーンとゴールド・プリファードで迷っている段階では、まず左の2列を見比べ、年会費の差と特典の厚みのバランスを確認するとよいでしょう。マイル移行のレートは両カードとも共通ですが、移行に必要な登録やその費用の扱いには違いがあるため、後述します。
比較表を読むときのコツは、行ごとに「自分がその項目を実際に使うか」を自問することです。空港ラウンジや旅行傷害保険は、出張や旅行の頻度が低ければ価値を感じにくく、逆に頻度が高ければ年会費以上の安心につながります。ポイント還元や家族カードも同様で、決済を集約する規模が大きいほど効いてくる項目です。表の数字を眺めるだけでなく、自分の生活と事業の使い方に引き寄せて読むことが、後悔しない選択につながります。
年会費で選ぶなら
コストの観点で見ると、両者は年会費の「かかり方」がそもそも異なります。グリーンは月会費1,100円(税込)/年額換算13,200円(税込) という月会費制で、必要な期間だけ月単位で負担できるのが特徴です。合わなければやめやすく、初期のハードルが低いため、アメックスを初めて持つ方や、まず特典を体感してから判断したい方に適しています。
一方でゴールド・プリファードは39,600円(税込) の年会費制です。金額は固定で発生するため、特典をほとんど使わなければコストが先行します。ただし、継続特典やダイニング特典を計画的に使えば、その分を差し引いた実質負担は年会費の額面より小さくなります。
家族カードの費用にも違いがあります。グリーンは月会費550円(税込)/年額換算6,600円(税込) 、ゴールド・プリファードは2枚まで無料、3枚目以降は1枚19,800円(税込) という設定です。家族や事業の関係者と支出を集約したい場合、この差も維持コストの判断材料になります。年会費だけで単純比較せず、家族カードや特典まで含めた「年間の総コストと総リターン」で見ることが大切です。
特典・マイルで選ぶなら
リターンの観点では、ゴールド・プリファードの特典の厚みが際立ちます。継続特典として国内対象ホテルの無料宿泊が用意され、対象レストランでの予約・決済に対するキャッシュバックや、宿泊時の客室アップグレードなどのトラベル特典も付帯します。旅行や外食の頻度が高い方ほど、これらの特典が年会費の回収に直結します。
グリーンにも、対象レストランでの割引や優待、空港ラウンジを利用できる会員資格などが付帯します。維持コストの軽さを考えれば十分に手厚い内容ですが、無料宿泊のような「継続で受け取る大きなリターン」までは含まれません。特典を積極的に活用してリターンを最大化したいなら、ゴールド・プリファードに分があります。逆に言えば、特典を使う機会が年に数回にとどまるなら、グリーンの軽い維持コストのほうが結果的に無駄が出にくい場面もあります。
マイルの出口はどうでしょうか。移行レートは両カードとも1,000ポイント=1,000マイル(メンバーシップ・リワード・プラス登録が必要。ANAコースは年間参加費5,500円税込) で、ANA・JALを含む提携航空会社(公式のマイル移行対象は13社)へ移行可 です。ただし、ゴールド・プリファードはポイントが早く貯まるプログラムに無料で登録される一方、グリーンは同等のプログラムを利用するのに別途の手続きが必要です。マイルを本格的に貯めたい方にとって、この差は無視できません。各プログラムの参加条件や費用は変わることがあるため、最新の内容は公式サイトでご確認ください。
経営者・事業利用の観点での選び方
経営者や個人事業主にとって、カード選びの軸は「経費の集約」と「マイルという出口」の2点です。事業に関わる支払いを1枚に集約すると、利用明細が経費管理の一次情報として整い、会計ソフトへの取り込みや月次の振り分けが進めやすくなります。決済額が積み上がるほどポイントも貯まるため、事業支出そのものをリターンの源泉に変えられます。
決済額が一定以上見込める事業者であれば、ゴールド・プリファードのほうが回収の目算を立てやすくなります。経費決済で貯めたポイントを出張時の航空券に充てる循環をつくれるうえ、継続特典の無料宿泊も出張や視察の宿泊費を抑える手段になり得ます。事業の支出規模が大きいほど、年会費の差を特典とポイントで埋めやすくなるためです。
反対に、事業を始めたばかりで決済額がまだ小さい段階なら、月会費制のグリーンから始めるのも合理的です。使い勝手を確かめながら、支出が増えてきたタイミングでゴールド・プリファードへ切り替える、という段階的な選択も取れます。なお、事業用途では締め日・支払いサイトが自社の資金繰りに合うかも確認しておきましょう。経費計上の可否など税務上の取り扱いは事業形態によって異なるため、個別の判断は税理士や所轄の税務署にご確認ください。
結論:あなたに合う1枚
最後に、損益分岐の考え方で選び方を整理します。判断の軸は「年会費の差を、特典とポイントで回収できるだけの利用があるか」の一点です。年間の決済額が大きく、旅行やダイニングの特典を使い切れる見込みが立つなら、ゴールド・プリファードのほうが年会費以上の価値を引き出しやすくなります。
逆に、決済額がまだ小さい、あるいは旅行・外食の利用がそれほど多くないなら、月会費制で維持しやすいグリーンから始めるのが無理のない選択です。特典の活用状況を見ながら、利用が増えた段階で上位ランクへ移ることもできます。より詳しい特典の中身はゴールド・プリファード完全ガイドで、年会費に見合うかの判断は年会費は高い?元は取れるかを検証で解説しています。3ランクを俯瞰したい方はグリーン・ゴールド・プラチナの違いもあわせてご覧ください。
よくある質問
グリーンとゴールド・プリファードの一番大きな違いは何ですか?
年会費の仕組みと特典の厚みです。グリーンは月会費1,100円(税込)/年額換算13,200円(税込) の月会費制で維持しやすく、ゴールド・プリファードは39,600円(税込) の年会費制で継続特典が充実しています。旅行やダイニングの特典を使い切れるかどうかが、選ぶ際の分かれ目になります。
年間どれくらい使えばゴールド・プリファードのほうがお得ですか?
一概には言えませんが、目安は「年会費の差を特典で回収できるだけの利用があるか」です。継続特典やダイニング特典には利用額などの条件が付くため、ご自身の年間支出と特典条件が噛み合うかで判断してください。具体的な条件は改定される場合があるため、公式サイトで最新の内容をご確認ください。
グリーンからゴールド・プリファードに切り替えられますか?
カードの切り替えについては、アメックスの案内に沿って手続きすることになります。利用状況によって案内やタイミングは異なるため、切り替えの可否や条件は公式サイトやカスタマーサービスでご確認ください。まずはグリーンで使い勝手を確かめてから上位ランクを検討する、という進め方も選択肢の一つです。
どちらも個人事業主で申し込めますか?
いずれのカードも個人事業主の方が申し込みの対象になります。ただし審査結果は個人の状況によって異なり、発行が保証されるものではありません。事業用途で使う場合は、締め日・支払いサイトが自社の資金繰りに合うかもあわせて確認しておくと安心です。
まとめ
グリーンとゴールド・プリファードの選択は、年会費の高低ではなく「特典を回収できる利用があるか」という損益分岐で考えると迷いにくくなります。旅行やダイニングの特典を毎年使い切れ、決済を集約できる方は、ゴールド・プリファードのほうが年会費に見合う価値を引き出しやすい一枚です。事業の支出規模が大きいほど、その傾向は強まります。
まだ利用額が小さい方や、まずは試したい方には、月会費制で維持しやすいグリーンが無理のない入り口になります。いずれを選ぶ場合も、決め手になるのは年会費・特典・入会条件の最新情報です。制度やキャンペーンは変更される場合があるため、申し込み前には必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
情報の確認について
本記事の年会費・特典・還元率などの情報は、以下の公式情報および編集部の確認に基づいて作成しています (情報確認日: 2026年7月6日) 。制度・キャンペーンは予告なく変更される場合があるため、お申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容をご確認ください。
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